ラフマニノフ

ラフマニノフ(1873-1944)

私が非常に好きな作曲家のひとり。プロコフィエフと同様に生前はピアニストとしても絶大なる人気を博していた。20世紀の音楽は難解でわからないという人もいるが、彼のようにエレガントでロマンチックな曲をかく人もいる。

ピアノ協奏曲第二番(1901)
あらゆる作曲家のピアノ協奏曲のなかでも最高傑作といわれるものである。後期ロマン派の影響を強く受けながらもその繊細な和音の響きは誰もまねできないものになっている。
ピアノ協奏曲第三番(1907)
第二番よりもダイナミックでピアニストはさらに高度な技術を要求されることになる。
パガニーニの主題による狂詩曲(1934)
パガニーニの「カプリース」２４番をテーマにした変奏曲。ピアノ中心に構成されている。中間部の間奏はビクターのビデオの宣伝のＢＧＭにもなったので知っている人も多いはず。
交響曲第二番(1906)
非常に長い(55分)ため、繰り返し部分はカットされることもある。古い聖歌（怒りの日々）がモチーフとして出てくる。
練習曲集「音の絵」
二巻に及ぶ練習曲集。ただし文字どおり練習曲ととらえてはいけない！それはショパンのエチュードのように、単なる練習曲の枠をはるかに越えているのだから。（さらに超高度な演奏技術が要求されるのもお忘れなく。）私は第二巻の６曲を聞いて感動したよ。
コレルリの主題による変奏曲(1931)
晩年の曲。彼は天才ピアニストだっため、超高等テクニックを駆使する曲が多いが、この曲はその最高峰といえよう。
交響的舞曲(1940)
　これも晩年の作。３曲で構成されている。第三楽章がおすすめ。ピアノ連弾によるCDも出されている。

さらにラフマニノフについて知りたいかたは下記のページに寄ってみて下さい。内容が非常に充実しています！
The Blaze of the Classic
ラフマニノフの情報だけでなくファンによる意見交換も盛んです！

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