ペルト(1935-)
彼の代表作。独奏バイオリンが速い分散和音を弾き,その下でゆっくりとした聖歌風の和音が弦楽合奏で進行していく。合奏チェロ版もある。
2本の独奏バイオリンの掛け合いが楽しい曲である。弦楽合奏は通奏低音のように淡々と進行する。またケージが作ったことで有名なプレペアドピアノが登場し、鐘のesような響きを生み出すことも特徴である。
ピアノと弦楽器のための2重奏の曲。曲はゆっくりとした ピアノの分散和音上を弦楽器(バイオリンあるいはチェロ)がゆったりと最小限の音によってメロディーを構築する,いかにもヒーリング音楽にはぴったりの曲。最小限の音でこんなにも美しい曲が形成できるのかと,うなってしまう、お勧めの小品。